| このページはフレンチ・ブルドッグの犬種解説ページです。 |
■フレンチ・ブルドッグの特徴
フレンチ・ブルドッグはどこかおどけた表情を持ち、小型の愛玩犬の中でもとりわけ愛らしい犬です。遊んだり、家族を喜ばせたりするのが大好きで、飼い主に抱かれたり、寄り添ってうたた寝したりすることに幸せを感じます。愛想がよく、誰とでも仲よくなれる性質の持ち主です。
■フレンチ・ブルドッグのルーツ
19世紀のイギリス、特にノッティンガムの町では、ブルドッグが相当な人気を博していました。その中に、非常に小さな体で、体重が25ポンド(約11kg)以下のブルドッグがいました。19世紀の半ば、この地方にいた大勢のレース職人たちがフランスに集団移住した際に、この小型のブルドッグたちは一緒にフランスに持ち込まれることになりました。フランスの女性たちは、たちまちその愛らしい小型犬に魅了されてしまいます。当時のイギリスでは立ち耳は不評の原因となっていたのですが、フランスの人々は特にこの犬の立ち耳に魅力を感じたようです。 犬を扱う商人たちが、このどこかおどけた表情の小型犬をイギリスからフランスへどんどん持ち込むやいなや、この小型犬がパリで大流行することになります。 フランスの繁殖家たちはこの犬に「ブルドッグ・フランセ(フレンチ・ブルドッグ)」という名前を付け、こぞってこの耳の立った「コウモリ耳」の犬を繁殖し始めました。19世紀も終わりになると、フレンチ・ブルドッグは、上流階級の人々からも注目を集めるようになり、たくさんのフレンチ・ブルドッグがすばらしいお屋敷で飼われることになりました。 ちょうどその頃、フランスに来ていたアメリカ人がこの犬種に目をつけて、何頭かをアメリカに持ち帰り、熱心に繁殖を始めました。そして、この犬の耳の形に関する論争がちょうど繰り広げられていた最中にアメリカン・クラブが設立され、1898年、もっとも優雅なフレンチ・ブルドッグだけのショーが開催されました。 その上品で優雅なショーは、お金持ちの観衆を魅了し、フレンチ・ブルドッグは、アメリカ人たちを完全に虜にしてしまいます。その後、上流社会でのフレンチ・ブルドッグの人気は急上昇し、1913年には、アメリカで人気ナンバーワンのショードッグに輝くことになりました。以来、フレンチ・ブルドッグは、その人気においては、他の犬種に追い抜かれていきましたが、現在も多くの上流階級の人々や、愛犬家たちから熱烈な支持を受けています。
■フレンチ・ブルドッグの標準の大きさ
体高 : 30~33cm 体重 : 10~12kg
■健康について
特に気をつけたい病気 : 鼻腔狹窄、口蓋裂 気をつけたい病気 : 股関節形成不全、膝蓋骨脱臼、眼瞼内反症 たまにみられる病気 : 白内障、聴覚障害 しておきたい検査 : 股関節検査、膝関節検査、眼科検査 寿命 : 9~11歳歳
■手入れについて
被毛は短いため、手入れは基本的に楽です。日頃の管理としては、軽いブラッシングだけで十分。ただ、やわらかい毛質を保つためには、獣毛ブラシを使った手入れが適していえます。さらに特に気をつけたいのは目や鼻にあるシワの手入れ。やわらかな布や綿棒を使って、週に1度はシワの間を拭くなどして清潔に保って下さい。また定期的に歯やツメの手入れも実行。
■飼い方の注意事項など
体臭も少なく無駄吠えも無いのでマンションでの飼育にも適しています。マズル(鼻の長さ)が短く体温調節が苦手で暑さに弱いので夏場の体温管 理は注意が必要。決して部屋の中でクーラー無しという環境に置かないように。また寂しがり屋の面があるので留守がちな家庭にはやや不向きです。 とても遊び好きでやんちゃな犬ですが、運動は最低限で大丈夫です。屋外を楽しそうに走り回ったりしますが、暑かったら湿気が多いと調子が悪くなってしまい ます。あまり長く屋外で過ごさせない方がよいでしょう。 散歩はリードを短く持ち、その犬の体力に合った適度な運動をするだけで十分です。 ほとんどのフレンチ・ブルドッグは泳ぐことができません。いびきをかいたり、ゼーゼー音を立てて息をしたり、よだれをたらしたりするのもフレンチ・ブル ドッグの特徴です。
■しつけ
物覚えがよく訓練はやりやすい方ですが自己主張が強いので注意が必要です。叱る際は体罰より静かに諭すように 接したほうが効果的な訓練となります。 ![]()
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