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■ジャックラッセルテリアの特徴

いつも、さまざまに動き回ったり、冒険に出たりすることを好むのがジャック・ラッセル・テリアです。そんな性格もあって、自ら取った行動が原因でトラブルに巻き込まれたりすることが往々にしてあります。
この犬種は、正真正銘のハンターと呼べる犬で、チャンスを見つけては、何かを探索したり、方々を歩き回ったり、何かを追いかけたり、穴を掘ったりします。遊ぶことが大好きで、優れた知性を持ち合わせた頭のよい犬です。 見知らぬ犬に対しては、少々攻撃的に出たりしますが、他のテリア種の攻撃性に比べれば、それほどひどくありません。馬との相性は抜群ですが、猫を見ると追いかけてしまう傾向があります。また、齧歯動物(リスやネズミなど)との相性はよくないので共生させるのは無理でしょう。なかにはよく吠えたり穴を掘ったりする犬もいるようです。 「いろいろ楽しませてくれて、わんぱくでいたずら好きな犬と暮らしたい」という、活動的でユーモアセンスのある寛大な人であれば、理想的な伴侶犬となるはずです。

■ジャックラッセルテリアルーツ


19世紀中半に、イギリスのデヴォンシャーに住んでいたパーソン・ジョン・ラッセルが作り上げた「トランプ」という犬が、ジャック・ラッセル・テリアの祖先に当たる犬といわれています。
キツネ狩りの熱狂的な愛好家だったジョン・ラッセルは、馬に付いて走ることができ、さらにキツネの巣穴に突進して、キツネを巣穴から追い出すことができるテリア種を作ろうとしていました。
彼の試みが見事に成功してこの犬が誕生したことから、彼の名前にちなんで「ジャック(ジョンの別称)・ラッセル・テリア」という名前が付けられました。
その後、ジョン・ラッセルはEKCで積極的に活動していましたが、彼自身が開発した犬種であるジャック・ラッセル・テリアを、キツネ狩り以外の場所に出すことを拒み続けました。
ジャック・ラッセル・テリアの愛好家たちは、ジョン・ラッセルに習い、ショーの場ではなく、狩りをするフィールドで犬たちのすばらしい気質や能力を証明しようとしました。今では、一部、ショーに参加するジャック・ラッセル・テリアも出てきていますが、フィールドで能力を証明するという、この伝統は現在も受け継がれています。 ジャック・ラッセル・テリアの愛好家のほとんどがAKC認定に反対し、討論が行われた結果、最終的に1998年にmiscellaneous(種々雑多の意)クラスに認定されました。
一方、イギリスでは1991年に、パーソン・ジャック・ラッセル・テリアとしてコンフォメーションクラスに既に認定され、馬主たちに大変人気がありました。馬主たちのお供として、厩舎などでこの犬の姿を見かけることができました。しかし、一般的によく見かけるジャック・ラッセル・テリアは、足が短くて胴が長いタイプのもので、イギリスで「パーソン・ジャック・テリア」という名前が付けられたのも、この短足胴長タイプの伝統的なジャック・ラッセル・テリアと区別するためでした。
1990年代になると、ジャック・ラッセル・テリアは、映画やテレビなどのメディアに登場して人気が上昇し、人々から大きな関心を集めることになりました。
このような急速すぎる人気の上昇によって、この犬の頭数は激増し、一時は正常な繁殖ペースが保てなくなるのではないかと心配されるほどでした。
かわいらしい外見をしていますが、非常に気が短くてわんぱくなので、残念ながら、誰にでもすすめられるという犬種ではありません。


ジャックラッセルテリア標準の大きさ


体高25~30cm

体重5~6kg

■健康について


特に気をつけたい病気:特になし
気をつけたい病気:膝蓋骨脱臼、皮膚疾患
たまにみられる病気:レッグ・ペルテス・パーセス病、聴覚障害
しておきたい検査:膝関節検査
寿命:13~15歳

■手入れについて


一年を通して抜け毛が多いので、ラバーブラシで毎日ブラッシングが必要です。長い部分は念入りにコーミング。シャンプーは月1回程度、ラフとブロークンはある程度のトリミングも必要です。垂れ耳は蒸れやすいので定期的に耳掃除が不可欠。

■飼い方の注意事項など


小柄ながら活発で飼育には広いスペースが必要です。吠え声が大きいので都市部やマカションで飼う場合は無駄吠えをしないようにしつけることが必要です。狩猟本能が強く運動量が豊富なのである程度犬の扱いに慣れていて、体力に自身のある人におすすめします。他の動物と一緒に飼うのは十分な注意が必要です。

■しつけ


「テリア気質」が十分で気が短く、興奮すると攻撃的な態度になることもあるので、子犬の頃からしつけを徹底することが肝心です。甘やかすと飼い主をみくびって反抗的になったり、わがままになることもあるので注意が必要です。利口で物覚えも早いので、テリア気質をよく理解した上でしっかりとしつければよい家庭犬になります。


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