| このページは柴犬の犬種解説ページです。 |
■柴犬の特徴
大胆で独立心が強く、頑固な面を持ち合わせている柴は、いつも自信に満ち溢れています。屋外では活発に動き回りますが、毎日十分な運動をさせていれば、室内で行儀よく落ち着いて過ごしてくれます。時々、その大胆で勇敢な性格から、同性の犬に攻撃的になったり、小さな動物を追いかけたりする傾向があり、いつでも何かおもしろい冒険をしようと身構えているような犬種です。なかには頑固な面が強すぎて、自分勝手な行動をとる傾向が強い犬もいます。 また、縄張り意識が強いので、見知らぬ人に対しては距離を置いた態度で接します。こういった性質は、まさに優秀な番犬に向いているといえるでしょう。この犬種は比較的よく吠えるタイプの犬でもあります。
■柴犬のルーツ
日本固有の犬種は全部で6犬種ありますが、そのなかでも、もっとも小さくもっとも古くから存在していた犬種が柴です。この「柴」という名前は「小さい」という意味に由来するという説がありますが、この犬種の毛色が、赤褐色に輝く「柴の木の色」に似ていることから付けられ たともいわれています。これらの説を裏付けるように、この柴犬には「小さな柴の木のような犬」という愛称がつけられることになりました。柴の起源はよくわかっていませんが、スピッツの血統を引き継いでいると考えられています。また、紀元前300年頃に、日本の中部地方で狩猟犬として飼われ ていたともいわれています。主に、鳥や小さな獲物を追い立てて飛び出させる役割を担っていましたが、時には野生のイノシシを狩ることもあったようです。柴には長野県を発祥の地とする「信州柴」、岐阜県を発祥の地とする「美濃柴」、そして本州山陰地方を発祥の地とする「山陰柴」の3種類のタイプが存在して いましたが、第二次世界大戦後、その数は激減してしまいます。さらに追い討ちをかけるように、1952年にジステンパーが流行したことによって、その頭数 は10分の1になってしまいました。やがて、絶滅の危機に瀕する柴を守ろうという運動が始まります。骨格がしっかりした山岳地方の柴と、その他の地方に住む比較的きゃしゃなタイプの柴とを交 配し、異なったタイプの柴同士を掛け合わせる試みがなされました。その結果、柴は、さまざまな骨格の違いを持つひとつの犬種として、絶滅の危機を乗り越え ることに成功します。初めて柴がアメリカに渡ったのは1954年のことで、AKCに認定されたのは1993年のことでした。以来、柴はアメリカの地でしっかりと根付いていき、 現在でもその人気はどんどん上昇し続けています。
■柴犬の標準の大きさ
体高 : 37~40cm 体重 : 9~14kg
■健康について
特に気をつけたい病気 : 皮膚疾患気をつけたい病気 : 膝蓋骨脱臼たまにみられる病気 : 特になししておきたい検査 : 膝関節検査寿命 : 12~15歳
■手入れについて
荒くて硬い短毛のため、手入れは比較的楽です。基本的には硬めの獣毛ブラシで、毎日ブラッシングをするだけでOKです。ただ換毛期(抜け毛)は、皮膚病を予防するためにも、死毛を取り除くため入念なブラッシングが必要。汚れが目立つときは、蒸しタオルで体全体を包みながら、やや強く拭き、ブラッシングする。入浴は、換毛期には月1回程度、通常は体臭が気になるときや、被毛がベタついたときだけで十分。お湯の温度はぬるめにし、シャンプーを使わずに全身をシャワーで濡らして蒸すようにする。入浴後は、まずタオルで拭いてから、ドライヤーで完全に乾かして下さい。
■飼い方の注意事項など
もともと日本の風土に適した体質を持っており丈夫で飼いやすい犬種です。小型犬なので室内飼いも問題ありません。利口で手入れも簡単なので毎 日の運動ができるのであれば初心者にもあすすめできます。柴には、毎日の十分な運動が欠かせません。広い屋外で活発にゲームをして遊ばせたり、長めの散歩をさせたり、足場のよい安全なところで走らせたりといった 運動を取り入れてあげましょう。温暖な地域や涼しい気候のところであれば、雨風をしのげる暖かいスペースを用意して屋外で過ごさせることもできますが、できれば家の中で過ごさせ、屋外と 屋内にいる時間をバランスよく配分してあげるのが理想的です。
■しつけ
利口で従順なので初めて犬を飼う方でも比較的しつけやすいでしょう。子供の頃から家族以外の人や犬に慣れさせ社会性を養うことが大切。犬を混 乱させないよう一貫した態度で接し、家族全員でしつけや日常の世話にかかわるようにすることが大切です。 ![]()
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