| このページはシー・ズーの犬種解説ページです。 |
■シー・ズーの特徴
シーズーは、勇敢で活発な性質と、穏やかで静かな性質とを併せ持っています。陽気に振る舞い、遊んだり飛び跳ねたりすることが大好きなので、ひざに乗せてかわいがる愛玩犬としても、一緒に遊ぶ活発な伴侶犬としても理想的な犬種といえます。 家族を深く愛し、子供との接し方も上手です。小柄な外観とは対照的に、驚くほどタフで頑強な犬です。
■シー・ズーのルーツ
シーズーの正確な呼び名は「獅子狗(シーズー・ゴウ)」といい、仏教の影響があった中国でもっとも尊ばれた動物として、「獅子」という呼び名を付けられたようです。 シーズーは中国と関係の深い犬ですが、その起源は17世紀初めのチベットに遡ります。当時この犬種は、神聖な犬として高い地位を得ていました。 今日広く知られているような独特の発展をとげたのは、慈禧太后(西太后(1861~1908))の時代といわれています。 シーズーとぺキニーズはよく似た歴史を持っていますが、中国の芸術に描かれているシーズーはペキニーズとは明らかに異なっています。シーズーは、頭部の上がでっぱっており、冠毛、または辮髻(ピエン・ジー:頭の頂に束ねた髪)がついています。 明朝の時代には、シーズーは家の中で暮らす愛玩犬として好まれ、皇族に大変尊ばれていました。 イギリスが北京の紫禁城を占領した際に、ほとんどのシーズーは殺されてしまったため、この犬種の発展は大きく後退することになります。 また、シーズーは、「ラサ・テリア」や「チベタン・プードル」という名前で、中国内で初めて展示された犬です。当時、非常に人気を集めていたこの犬種は、 1935年、「ラサの獅子犬」という名前で展示されました。しかし、イギリスではラサ・アプソとシーズーが、「アプソ(もじゃもじゃ毛の、毛深いという意味)」というひとつの犬種として扱われていたため、かなり混乱した状態となっていました。 1934年、ようやくラサ・アプソとシーズーは異なる犬種として分けられることになり、より小柄で、頭部の幅が広く、鼻口部がより短い犬を、原産地である中国での呼び方をそのまま採用して、シーズーと名付けられることになりました。 1952年、シーズーの特徴をいくつか改良するために、一度だけペキニーズとの交配が認可されましたが、その後は二度とこのような掛け合わせが認められることはありませんでした。 アメリカでは、1960年代になるとシーズーに大変な人気が集まり、1969年にはAKCが犬種として認めることになります。その後もシーズーの人気は上り続け、現在ではもっとも人気のあるトイ・グループの犬種のひとつとなっています。
■シー・ズーの標準の大きさ
体高 : 3~27cm 体重 : 6~8kg
■健康について
特に気をつけたい病気 : 鼻腔狭窄 気をつけたい病気 : 眼瞼内反症、進行性網膜萎縮症、乾性角結膜炎、股関節形成不全、外耳炎 たまにみられる病気 : フォンウィルブランド病 しておきたい検査 : 眼科検査 寿命 : 11~14歳
■手入れについて
毛を長くしておく場合は、長くてやわらかいダブルコートの被毛を、毎日鉄製のクシなどでとかして下さい。また獣毛ブラシによるブラッシングも、手入れの基本です。月に1、2度はシャンプーが必要。また頭頂部の長い毛は、目に入らないように頭の上で結ぶのが一般的です。毛玉は予防が肝心ですが、できてしまったらハサミでカットするか、専門店でカットするようにして下さい。
■飼い方の注意事項など
無駄吠えが少なくマンションでの飼育に最適。高温多湿の時期は呼吸器に負担がかかりやすく、被毛や耳の中も蒸れやすいので、その時期は温度管 理に注意が必要。 シー・ズ―は小柄な犬ですが、毎日の運動は欠かせません。ただし、体が小さいので、室内で活発なゲームをしたり、短めの散歩をする程度で必要な運動量はこ なせます。 この犬種は、高温多湿の地域で過ごすのが苦手です。また、屋外での飼育にはあまり向いていません。
■しつけ
素直な性格ですが、自尊心が強く頑固なところがあるので根気欲しつけることが必要。甘やかすとわがままになったり、噛み癖がつくこともあるの で注意が必要です。 ![]()
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